事例の概要
| 企業 | TSMC(米国アリゾナ州のファブ) |
|---|---|
| 地域 | 欧米 |
| 業種 | 電子・半導体 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | データ基盤・IIoT |
| 使われた技術 | NVIDIA Omniverse と Isaac によるファブの設計・建設のデジタルツインとロボット開発 |
| 関連する製品・サービス | NVIDIA Omniverse(Mega Blueprint)(NVIDIA Corporation) |
成果
取り組みの内容
米国では、半導体を含む製造業の国内回帰に向けた大規模な工場投資が続いています。新しいファブの建設は投資額が大きく、設計の誤りや建設中の手戻りが稼働開始の遅れとコストの増加に直結します。
NVIDIAは2025年10月のGTC DCで、TSMCがOmniverseとIsaacを使ってアリゾナのファブの設計と建設を加速し、フェニックスでロボットの開発を行っていると発表しました。NVIDIAは同じ発表で、2025年に発表された米国の生産能力への投資が1.2兆ドルに達しているとし、新しい工場を設計段階からデジタルツインで作ることを打ち出しています。
当サイトの整理では、この事例は設計・建設の段階にあたります。工期やコストの削減などの数値は公表されていません。
新設工場は、建屋や設備のCADから3Dモデルを作りやすく、配置変更のコストが建設前はほぼかからないため、デジタルツインの効果が出やすい条件がそろっています。既存工場で同じ効果を得るには、現状の設備配置を正確にモデル化する作業が別に必要になります。
この事例から読み取れること
- 新設工場は建設前なら配置変更の費用がほぼかからないため、デジタルツインの効果が最も出やすい場面と考えられる
- 既存工場に同じ手法を当てはめる場合は、現状の設備配置を正確にモデル化する工数を別に見込む必要がある
- 工場建設と並行してロボット開発を進める形は、立ち上げ時から自動化を織り込む設計思想と読める
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。
