事例の概要
| 企業 | Wiwynn(マレーシア新工場) |
|---|---|
| 地域 | その他 |
| 業種 | 電子・半導体 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | データ基盤・IIoT |
| 使われた技術 | AWS Outposts(顧客拠点に置くAWSの機器)による製造自動化システムとWMSの展開 |
| 関連する製品・サービス | AWS Outposts(Amazon Web Services, Inc.) |
成果
取り組みの内容
クラウド向けサーバーを製造するWiwynnは、需要の拡大に合わせてマレーシアに新工場を立ち上げました。新工場では、製造の自動化システムや倉庫管理システム(WMS)を一から構築する必要があり、そのシステムの立ち上げ期間が量産開始の時期を左右します。
同社は、AWSの機器を顧客の拠点に置いてクラウドと同じ仕組みで使えるAWS Outpostsを採用し、製造自動化とWMSを展開しました。工場内に機器を置くため、設備との通信の遅延やデータの保存場所の要件に対応しつつ、クラウドと同じ手順でシステムを配備できる構成です。
2024年12月のAWS re:Invent 2024を報じた業界誌によれば、システムの展開期間を90%短縮して1週間にし、量産を予定より10か月早く始めたとされています。数字はAWSまたは業界誌が紹介したもので、第三者の検証は示されていません。
この事例はAIそのものよりも、新工場の立ち上げでシステムを標準化した型で素早く配備することの効果を示しています。AIを工場に展開する前段として、同じ構成を複数の拠点に再現できる基盤を持つことの意味を読み取れます。
この事例から読み取れること
- 新工場の立ち上げでは、製造システムを標準化した型で配備できるかどうかが量産開始の時期を左右すると考えられる
- 工場内に機器を置くハイブリッド構成は、設備との通信遅延とデータの保存場所の要件を両立させる選択肢になる
- 量産の前倒しにはシステム以外の要因も含まれるため、展開期間の短縮と分けて評価する必要がある
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。
