事例の概要
| 企業 | 徐工(XCMG) |
|---|---|
| 地域 | 中国 |
| 業種 | 機械 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | 需要予測・計画 |
| 使われた技術 | 受注から納品までをつなぐ計画・生産管理のスマート化(AI施策を含む、内訳は非公表) |
| 関連する製品・サービス | — |
成果
取り組みの内容
建設機械は、大型で部品点数が多く、顧客の仕様に応じた多品種の組立が中心です。部品の調達、加工、組立の段取りが複雑で、受注から納品までの周期の長さが競争力に直結します。
徐工は、2025年11月に中国初の領航級智能工厂15件の一つに選ばれました。領航級はAIを応用した業務シーンの比率なども評価する認定で、第1弾の15工場ではAIが業務シーンの70%超に浸透したと工信部が説明しています。
澎湃の報道によれば、徐工の受注から納品までの周期は55%短くなりました。比較の基準年や対象の製品群は示されていません。
運用の詳細、どのような計画アルゴリズムやAIを使ったかは公表されていません。成果はスマート工場の取り組み全体のもので、AI単独の効果として読むことはできません。同業の中联重科は掘削機の生産タクト6分/台を公表しており、建機各社は生産の速さを示す指標で成果を出しています。
この事例から読み取れること
- 多品種の組立産業では、工場内の効率より受注から納品までの全体の周期を指標にするほうが、顧客への価値を説明しやすいと当サイトは考えます
- AIの使い方が公表されていないため、この事例からは技術の選び方ではなく、指標の選び方を参考にするのが妥当です
- 周期の短縮には部品調達の情報を計画に取り込むことが前提になり、サプライヤーとのデータ連携が要件になる可能性があります
出典
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。
