事例の概要

企業Sachsenmilch Leppersdorf GmbH
地域欧米
業種食品
企業規模大企業
用途予知保全・設備保全
使われた技術Siemens Senseye Predictive Maintenance による設備状態の監視と日次のケースレポート
関連する製品・サービスSenseye Predictive Maintenance(Maintenance Copilot)(Siemens AG)

成果

取り組みの内容

乳業の工場では、殺菌機、充填機、ポンプ、冷却設備などが連続で稼働しています。製品の賞味期限が短いため、設備の突発停止は原料や仕掛品の廃棄にもつながり、損失が大きくなりがちです。

Sachsenmilchは、SiemensのSenseye Predictive Maintenanceを導入しました。Senseyeは既存の設備データを集めて機械学習で分析し、状態が悪化している設備を「ケース」として知らせるAPM(資産性能管理)型の予知保全の製品です。Siemensの紹介によれば、資産性能の追跡と日次のケースレポートを使っているとされています。

SiemensはSenseyeの顧客としてBlueScope SteelとSachsenmilchを挙げ、明確なコスト削減を得たとしていますが、Sachsenmilchでの停止時間や保全費の変化などの数値は示されていません。

日次のレポートという形は、通知のたびに現場を動かすのではなく、毎日の保全計画の中で優先度の高い設備を確認する運用に向いています。通知の空振りが続くと現場が見なくなるため、確認の頻度とルールを決めておくことが定着の条件になります。

この事例から読み取れること

  • 通知を随時出すのではなく日次のレポートにまとめる運用は、保全計画の会議に組み込みやすく現場の負担を抑えられると考えられる
  • 賞味期限の短い食品工場では、突発停止による仕掛品の廃棄まで含めると予知保全の効果を説明しやすい
  • 効果の数値がないため、自社では停止時間と廃棄量の現状を導入前に測っておく必要がある
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