基本情報
| 製品・サービス名 | Cognite Atlas AI |
|---|---|
| 提供元 | Cognite |
| 本社所在地 | ノルウェー |
| 地域 | 欧米 |
| 用途分類 | AIエージェント・プラットフォーム |
| 主な用途 | 産業AIエージェントの構築、産業ナレッジグラフを使った回答生成、設備・保全情報の横断検索 |
| 提供形態 | SaaS(Cognite Data Fusionの拡張) |
| 主な対応業種 | 化学 |
| 価格 | 公開なし・要問い合わせ |
| 日本での提供 | 日本での提供状況は未確認 |
| 情報確認日 | 2026年10月12日 |
特徴と位置づけ
Cognite Atlas AIは、ノルウェーのCogniteが2024年6月に発表した「産業エージェント・ワークベンチ」です。同社の産業データ基盤Cognite Data Fusionを拡張するもので、事前構築されたエージェントのライブラリ、ローコードのエージェントビルダー、設備・文書・時系列を結んだ意味的な産業ナレッジグラフを使う「Context Augmented Generation」、用途に応じてモデルを自動で選ぶ「autoLLM」を備えています。作ったエージェントはCognite Data Fusionのほか、Microsoft Copilot、自社アプリ、サードパーティのアプリ上で動かせます。
Schneider Electricは2026年6月30日、Cogniteを約31億ドル(全額現金)で買収すると発表しました。発表時点でCogniteは従業員800人超、2025年の売上高1.7億ドル超とされています。買収後、Cogniteのデータ基盤とAtlas AIはSchneider傘下AVEVAのCONNECTに統合される計画です。
Tulipとの連携ソリューションでは不良70%削減などの数字が示されていますが、顧客名と条件のないベンダーの主張です。統合期は製品名・ライセンス・ロードマップが変わりやすく、検討中の企業は書面での確認が必要です。
強み
- 設備・文書・時系列をつないだナレッジグラフを前提に、エージェントの回答に文脈を与えられる
- 作ったエージェントをMicrosoft Copilotや他社アプリ上でも動かせる
検討時の注意点
- Schneider Electricによる買収とAVEVA CONNECTへの統合計画があり、既存契約の扱いとロードマップを書面で確認する必要がある
- ナレッジグラフの構築にはデータの整備と設備マスタの統一が前提になる
- 日本での導入支援体制が統合期にどう再編されるかは未確認
