事例の概要
| 企業 | Vivix Vidros Planos(ブラジル) |
|---|---|
| 地域 | その他 |
| 業種 | 素材・その他 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | 生成AI・ナレッジ |
| 使われた技術 | Siemens の Mendix と Amazon Bedrock で構築した技術者支援の生成AI「Virtual Engineer」 |
| 関連する製品・サービス | Mendix(Amazon Bedrock連携)(Siemens AG(Mendix))、Amazon Bedrock(Amazon Web Services, Inc.) |
成果
取り組みの内容
板ガラスの製造は、溶融炉や成形ラインを24時間連続で動かすプロセスで、設備の癖や異常時の対応を身につけるまでに長い経験が必要とされてきました。新任の技術者が独り立ちするまで数年かかり、その間は熟練者が指導と問い合わせ対応に時間を取られる構造でした。
Vivixは、SiemensのローコードプラットフォームMendixと、AWSの生成AI基盤Amazon Bedrockを組み合わせて、技術者の質問に答える「Virtual Engineer」を構築しました。設備や工程の知識を参照して、新任者が自分で調べながら判断できるようにする狙いです。
AWSが2024年5月のHannover Messe報告のブログで紹介したところでは、技術者のオンボーディングにかかる期間が「数年から数か月」に短縮されたとされています。何をもって独り立ちとしたか、対象人数、比較の方法は公表されていません。
アプリの画面はローコードで作り、回答の生成はクラウドの生成AIに任せる分担になっています。製造業では、現場向けの画面や業務フローを内製で素早く作れることが、生成AIを業務に組み込む際の現実的な選択肢になります。
この事例から読み取れること
- 生成AIの効果が最も大きく出やすいのは、人が情報を探して判断できるようになるまでの時間であり、新人育成はその代表例と考えられる
- 「数年から数か月」は独り立ちの定義と対象人数が不明で、自社評価では到達基準を先に決める必要がある
- ローコードの画面と生成AI基盤を組み合わせる構成は、専任の開発部隊がない工場でも検討しやすい形といえる
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