事例の概要
| 企業 | Rockwell Automation(自社工場「ROK on ROK」) |
|---|---|
| 地域 | 欧米 |
| 業種 | 機械 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | データ基盤・IIoT |
| 使われた技術 | FactoryTalk Energy Manager によるAIエネルギー監視、AIによるスケジューリングと制御で動く自律生産ライン |
| 関連する製品・サービス | FactoryTalk Energy Manager(Rockwell Automation, Inc.) |
成果
取り組みの内容
制御機器メーカーのRockwell Automationは、自社製品を自社工場で使って効果を確かめてから顧客に提供する「ROK on ROK」という取り組みを進めています。エネルギーの監視と生産ラインの自律化は、その代表的なテーマです。
2025年11月のAutomation Fair 2025では、FactoryTalk Energy Managerによる自社工場のAIエネルギー監視について、投資回収が「2週間弱」だったと説明されました。設備単位の電力を見える化し、異常な消費を検知する仕組みと考えられますが、対象の工場や設備の範囲、削減したエネルギー量は報道からは読み取れません。
また同社は、AIによるスケジューリングと制御で動く、完全自律のコンタクタ(電磁接触器)生産ラインを自社工場で公開しています。あわせて5年間で20億ドルを工場・デジタル基盤・人材に投資し、ウィスコンシン州に新工場を計画していると発表しました。
投資回収の期間は、もともとのエネルギーの無駄の大きさに強く依存します。待機電力やエア漏れのような明らかな無駄が残っている工場ほど、短期間で回収できる傾向があります。
この事例から読み取れること
- エネルギー監視は待機電力やエア漏れなど明らかな無駄が残る工場ほど回収が早く、AI導入の入り口として選びやすいと考えられる
- 自社工場で実証してから顧客に出す進め方は、ベンダーの説明の信頼性を判断する材料になる
- 投資回収期間はもともとの無駄の大きさに依存するため、自社では設備別の電力を測ってから見積もる必要がある
出典
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。
