事例の概要
| 企業 | パナソニック コネクト株式会社 |
|---|---|
| 地域 | 日本 |
| 業種 | 電子・半導体 |
| 企業規模 | 大企業 |
| 用途 | 生成AI・ナレッジ |
| 使われた技術 | Azure OpenAI Serviceをベースにした社内AIアシスタント「ConnectAI」 |
| 関連する製品・サービス | — |
成果
取り組みの内容
パナソニック コネクトは、業務用の機器やソリューションを手がけるパナソニックグループの事業会社です。生成AIが登場した直後、社員が外部のサービスに業務情報を入力してしまうリスクを抑えつつ、業務での活用を早く始めることが課題でした。
同社は2023年2月、Azure OpenAI Serviceをベースに、入力したデータが社外に出ない社内専用のAIアシスタント「ConnectAI」を約1万3,400人の社員に導入しました。2023年4月からは、グループ版の「PX-AI」を国内のグループ社員約9万人に展開しています。
導入3カ月の結果として、利用回数26万回(1日約5,800回)、用途の内訳は質問59.7%、プログラミング21.4%、文書作成10.1%、翻訳4.9%と公表されました。質問の中には、回路設計の知識や、条件を満たす樹脂材料の列挙といった技術的な内容も含まれていたと報じられています。約1,500件のアンケート分析が9時間から6分になった例も紹介されました。
1日約5,800回は対象者1人あたり0.4回程度で、利用には偏りがあったと考えられます。工場の現場作業者による利用状況は公表されていません。
この事例から読み取れること
- 当サイトの見方では、社外にデータが出ない環境で全社に配り、利用ログから需要のある業務を見つける進め方は、初期投資を抑えた入り方として参考になる
- 利用回数は定着の指標であって業務の成果ではないため、業務単位の時間短縮を別に測る必要がある
- 工場で使うには、汎用の対話AIに加えて手順書や保全記録を参照できる仕組みが早い段階で必要になると考えられる
本ページは企業・提供元が公開した情報にもとづき、費用負担を受けずに作成しています。成果の数字は発表時点のもので、当サイトによる検証値ではありません。
